2012年10月26日金曜日

第2回 ゲーム企画屋さんに必要なスキルとは(1)

 こんばんは。ゆかいなゲーム屋さんでおなじみの、かいぽんです。

 ゲームの企画屋さんに必要なスキルってなんでしょう。今日はそういう話をします。


 発想力? コミュニケーション能力? 問題解決能力? 高い志し? 英語や数学? 文章力? 審美眼? 計画遂行管理能力???

 ほかにも飲み会能力とかパシリ能力とか最強の雑務能力とか、いろいろありますよね!


 ゲームプランナーには(むろんプランナーによらずすべてのゲーム開発者には)、かのようにさまざまな能力が求められますが、まとめるととどのつまり、以下の4分類に大別できると考えています。


  1. Vision − ビジョンを描くちから(発想・構想)
  2. Share − ビジョンを共有するちから(説明伝達)
  3. Do (Action) − ビジョンを実現するちから(計画実行管理)
  4. Troubleshooting − 不具合を取り繕うちから(検査改善)※トラブルシュート、現場合わせ

 ぱっと見ると、これ、PDSサイクルPDCAサイクルといった品質管理におけるマネジメントサイクルにちょっと似てますね!これはそれらと同じようなサイクルといってもいいでしょう。

 上記4つの分類を、その頭文字をとって

「VSDTサイクル」

と、いま命名しましたなう。”vs童貞サイクル”と唱えるととても覚えやすいですね!これはサイクルでもあり分類でもあります。そこんとこ夜露死苦!

 各項目の詳細はまた追って解説しますが、この”vs童貞”が、PDSサイクルなどマネジメントサイクルと最も異なるのは、”2.Share − ビジョンを共有する”というプロセスを独立項目として非常に重要視している点にあります。そこが違いです。この件も後ほど解説しますね。

さて、このvs童貞サイクルで大きく分類した能力はさらに、

  1. ゲーム制作に特有のスキル
  2. 一般社会でも有用(というか必要)なスキル

の、2つに分割できます。
以上までをマトリクス表にプロットすると、ゲームの企画屋さんに必要な能力(スキル)は、以下のような分類になるといえるでしょう。



ゲーム制作に
特有のスキル
一般社会でも
有用なスキル
ビジョンを描くちから
(発想構想)


ビジョンを共有するちから
(説明伝達)


ビジョンを実現するちから
(計画実行管理)


不具合を取り繕うちから
(検査改善)



 まあ!わかりやすい!

 ゲーム企画屋さんに必要なスキルは、上記のぜんぶです。ぜんぶ。
 すなわち、vs童貞能力のうち、一般社会でも有用なスキルに加え、ゲーム制作特有のスキルを上乗せしたものが、ゲーム企画屋さんには必要ってことになります。(なお、ゲームとは異なる業界の企画屋さんの場合、ゲーム特有のスキルのかわりにその業界特有のスキルがあることでしょう)

 ゲーム制作に特有のスキル、ってのは、他の業界では役に立ちそうにないものを指します。例えば、分岐するシナリオのフラグを計画的に管理する能力、だとか、新しい弾幕の形のアイデアを構想する能力、なんてのは、ピンポイントすぎて一般社会でもジョジョのスタンド能力としても、たいして役に立たないでしょう。安心院さんだってそんなスキルはいりません。でもゲーム業界ではとても有用で必要なものです。

 一般社会にも有用なスキル、ってのは例えば、パワーポイントをつかってプレゼンを行う能力、だとか、スケジュール表を引っ張り管理する能力、などなどゲーム制作現場でも一般社会でも必要かつ歓迎される能力でしょう。ジョジョならかなり無敵に近いスタンドではないでしょうか。たったいまッ!きさまをスケジューリングしたッ!きさまはもうマスタープラン通りにしか動けないッ!みたいな。安心院さんも安心のスキルですね。

 あ、なんだか長くなってきました。VSDTの各項目の説明は(本来これが主眼だったのに!)、またエントリを改めて解説することにしましょう。

 次回に続きます。すみませんぺこり。

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