すこし更新の間があきました。みなさまお元気でしょうか。今回は、アイデアの正体シリーズ第3回になります。アイデアのカタチのバリエーションについてお話ししようとおもいますー。
これまでのINDEX
その1 アイデアの正体とは(1)
その2 良いアイデア、悪いアイデアの見分け方~アイデアの正体とは(2)
今回→ 第3回 アイデアはタコ足なのよね~アイデアの正体とは(3)
さてお約束の毎回のおさらいですが、アイデアとは
アイデア = 目的 + 手段
であります。重要だから何度でも書きます。
このように、アイデアを目的と手段に分割したものとして考えることにより、アイデアを評価したり発展させたりなどがロジカルかつ手軽に行えて超便利だよ!というのがぼくの推奨しているメソッドになります(*^▽^*)
さて、それを図に書いたものが、前回からご紹介しています、下図になります。
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アイデアツリー基本図 |
アイデアツリーのバリエーション
勘の良い方はもうお気付きでしょうが、この目的と手段は、必ずしも一対一で対応するわけではありません。
あるひとつの目的を達成するために、複数の手段を組み合わせるなどといったことはよくありますよね。こんなかんじで。
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アイデアツリー基本図 「タコ足」 |
手段が「タコ足」のように目的にくっついているイメージですね。
例えば仮に、「ソニーがアップルを叩き潰しかつての輝きを取り戻す!」という目的がある場合、その手段として
「素晴らしいPlayStationウォークマンフォンを開発する」
「素晴らしいPlayStationVAIOブラビアを開発する」
「それらをシームレスに統合したネットサービスを開発する」
といった複数の手段を実行しなければなりません(架空の例ですよ、あくまでも!)
そういったケースの場合、目的に対して上図のよう複数手段がどんどんぶら下がる形になります。
さて、タコ足とは逆に、ひとつの手段で複数の目的を達成できる、といったケースもあり得ます。
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アイデアツリー基本図 「一石二鳥」 |
いわゆる「一石二鳥」のイメージですね。
例えば仮に、「はらへったので吉野家で牛丼でも食べるかツユダクの!」という手段があった場合、
「空腹を満たす」
「お金を節約」
という2つの目的が同時に達成できます。まさに一石二鳥!
一石二鳥型のアイデアは美しいですね。むろん一石三鳥でも四鳥でもいくらでも同時達成して構いません。美しいだけになかなかそんなアイデアにはお目にかかれませんけどね!
まとめ
このように、「アイデア」というものを、目的と手段のカタチに分解し、それがどんなカタチになるかそのパターンを把握するようにしましょう。アイデアを明確化したり、整理したり、有用性を自覚したり、などがやりやすくなっていくと思います。
アイデアとは、目的+手段だけど、そのかたちは一定ではない。ということが、今回のポイントです。今回はシンプルな例のみの話でしたが、「タコ足」タイプと「一石二鳥」タイプが融合したような複雑なパターンを描くアイデアツリーというのも存在しえますね!
さて、今日のお話しはどうでしたでしょーか。なお次回は、目的が先か、手段が先か、それが問題だ・・・。というようなことを書こうかな!と思ってます。それではみなさん、まったねー!
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